2017/4/19(水) 19:30~21:30、和泉橋区民館にて第186回例会を開催しました。
出席者は約30名で、大変盛況な例会となりました。
まず、前回の例会で入会宣言をされたHさんの入会式を行いました。会員一同、歓迎ムードで進められました。
【今夜の言葉】「奇想」Kさん
【私のオタク情報】
「歌舞伎」Tさん(8:45)
パワーポイントを活用し、それぞれの屋号と、所属する方々の紹介しました。歌舞伎にまつわることだけではなく、それぞれの方々と芸能人とのつながり(血縁関係や交際歴など)についても説明しました。
【準備スピーチ】
1.「転ばぬ先の杖」CC#1/ Mさん(05:15)
福祉の現場・経理の現場においても転ばぬ先の杖の役割は同じである。Mさん自身が色々なことに興味がある性格のため、チョコレートをストレス解消の手段(ストレスがチョコレートのように溶けていく)として活用しており、キットカットはMさんにとってのストレス管理のための転ばぬ先の杖のひとつである。「専門知識(経理や財務)の杖」と「伝える力の杖」の2本をこれから持ちたいと考えており、「伝える力の杖」を手に入れるためにトーストマスターズに入会した。これから、周りの人たちを(杖のように)支えられるようになりたいと思っている。
2.「ノーアニメ ノーライフ」 CC#2/ Tさん(07:01)
自分の人生はアニメなしでは語れない。小さい頃からずっとアニメを観ている。アニメという言葉の意味は2つある。ひとつは英語で動画(アニメーション)の略。もうひとつはラテン語で「命を吹き込む」である(※スピーチの最後に発表)。「もののけ姫」のドキュメンタリー作品(DVDにして3枚、トータル6時間40分!)を観て、自分の人生にアニメを欠かすことが出来なくなった。中でも、宮﨑駿のアニメ論は、上質な講義のようである。また、宮﨑駿は絵を描くスピードも技術も優れているが、スタイルが最も優れていると考えており(ex.主人公のアシタカが転ぶだけのたった1秒半だけのシーンにもかかわらず、納得するまでに半日をかけて修正したなど)、その姿を見て強く心を打たれた。このドキュメンタリーを見て、Tさん自身も絵が上手くなりたいと思い、行動を開始し、気がつけばパソコンのインストラクターになった。まさに、「ノーアニメ ノーライフ」の生活は宮﨑駿から始まった。
3.「ホエールウォッチングのススメ」CC#5/ Uさん (07:15)
パワーポイントのスライドを活用した説明。沖縄本島から高速船で1時間ほどの座間味島でクジラを見ることが出来る(12月下旬~3月下旬頃まで)。座間味島の漁港から立つ船でクジラを見るのだが、クジラはいつ海上から出てくるかわからないので、常に監視員がクジラの息をする姿(ブロー)を監視している。実際には船からとても近い位置でクジラを見ることが出来る。クジラの尾の模様はクジラの個体識別に活用され、そこからクジラの全体数を把握している。クジラの行動の中でも「ブリーチ」は最も迫力があるもの。その他、「ペックスラップ」「ペタンクルスラップ」「テイルスラップ」「ヘッドスラップ」などがある(※全て、Uさんがボディーランゲージでも表現)。船で船長が撮影した写真は写真集としても販売されている。沖縄の魅力はホエールウォッチングだけでなく、泡盛もUさんにとっての魅力のひとつであり、6月も会社の行事で沖縄に行く予定。その報告は、また別のスピーチで。
4.「後見人?」CC#9/ Yさん (08:45)
2025年になると超高齢化社会になり、2人の労働者で1人の老人の生活を支えることになる。更に、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると言われている。認知症になったら大変なことが多い(ex.旅行のために貯めていた積立貯金が下ろせない、介護サービスを受けなければならなくなった時に契約手続きの代行が出来ない、家を売ることも出来ない)。そこで登場するのが後見人制度である。後見人とは、認知症の方の保護者の役割を担い、契約関連の手続きを代行することが可能。後見人制度は2000年に介護保険制度と一緒に成立された。2000年の時点では後見人の9割が親族だったが、現在は3割にまで減少し、7割は専門職の方である。しかし、専門職の方に依頼をするとお金がかかってしまう(1月あたり2万円 = 1年間で24万円 = 20年間で480万円)。後見人制度の中には「任意後見人」制度があり、認知症になる前に本人の意向を考慮した形で親族が後見人になることが出来るため、活用されるべきである。今度のGWでは、ご家族に今回のスピーチで話した内容だけでなく、他に調べたこともお話する予定。
【テーブルトピックス】(即興スピーチ)
Uさんから、
「ワークライフバランスを達成するための良いアイデアは?」
「会社での新しいルールを作るとしたらどんなルール?」
などのお題が出され、指名された方はその場で考えて即興スピーチでこたえました。
【論評】
1. 「Mさんに対する論評」Mさん(02:55)
良かった点:構成が素晴らしかった。表現力が豊かだった。Mさんの人となりが伝わった。
改善点: 特になし。緊張はしていたけれど、場数を踏めば改善される。
2. 「Tさんに対する論評」Eさん(03:38)
良かった点:本当に楽しそうに話をしていたこと。クイズを活用して聴衆の興味をひきつけたこと。
改善点:宮﨑駿から影響を受けたことを実生活ベースで話しても良かったのでは。
3. 「Uさんに対する論評」Kさん(03:28)
良かった点:ボディーランゲージにふさわしい題材。クジラの動きが身体全体を使って表現していて分かりやすかった。
改善点:パワーポイントの字と写真が小さい。大きければ大きいほど、インパクトも大きくなる。
4. 「Yさんに対する論評」Yさん(03:25)
良かった点:Yさん自身の身の上に当てはめてスピーチをしていたこと。具体的な数値を提示していた。
改善点:「裁判官に選ばれない可能性があるのでは?」と不安になってしまった。
【表彰の部】
・最優秀テーブルトピックス賞:Kさん
・最優秀論評賞:Kさん
・最優秀スピーチ賞:Tさん
最後に、見学の方2名から入会希望のコメントをいただきました。一緒に真面目に楽しく、学んでいきましょう!
【次回例会のご案内】
■第187回例会(普段は平日の夜ですが、次回は祝日のお昼過ぎに開催します)
日時:5/3(水)14:00~16:00
場所:和泉橋区民館(アクセス)
ご見学は無料です。メンバー一同でお待ちしております。
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